オンライン家庭教師の個人契約そのメリットとは

昨今ではお子様の教育の為に学校以外に学習塾や家庭教師を頼む方は多いと思いますが塾も家庭教師も現在ではオンライン化の道をたどりつつあります。オンラインでの授業であれば住所に縛られず全国どこにいる講師の方であってもお願いする事が出来ます。また派遣家庭教師と違い移動時間がとられず交通費なども発生しない事、オンラインの授業であれば自宅の片づけや先生に出す飲み物やお菓子の準備なども不要になり、また密になる環境がなく体調管理の面でも対面型の学習にはないメリットがあります。そのためオンラインの塾や家庭教師を選択する人が増えてきています。もちろん背景には通信技術や設備の向上がありオンライン上でも対面に劣らない教えやすさや見やすさ、理解しやすさを持った授業をすることが可能になり、システムが構築されていることがあります。しかしオンライン家庭教師を頼みたいとき、どの様にして家庭教師を探すのかというのは難しい問題かもしれません。お子さんの基礎学力向上や入試対策のために家庭教師をつけたいがどうやって探して良いかわからないという方も多くおられると思います。インターネットなどで検索しても様々な情報が載っていますし、お子さんの特徴に合う先生を何を基準にして探せばいいのか悩まれている方は多いかと思います。今では家庭教師を探す際に家庭教師派遣業者を利用する方が多いと思いますが、確かに有名な業者を利用する事で比較的安心して頼めるので無難な選択になると思います。では以上の事を踏まえて個人契約で家庭教師を探すことはどの様なメリットを持っており、個人契約する意味やお得な点とは何なのかを考えていきたいと思います。

オンライン家庭教師をまず探してみると

オンライン家庭教師と検索すると先ずは全国的にも有名な家庭教師業者のオンライン授業というのが真っ先に上がってくると思います。家庭教師派遣業者に登録して家庭教師を派遣してもらうというのが一番一般的な例ですが、家庭教師派遣業者を利用するデメリットとしては費用が多少高額になりがちなことと、指導してもらう教師を希望することができない場合もあるということ。また授業ごとに先生が変わってしまうなどという点もあります。各家庭教師業者でこれらのデメリットに対応してのプランなども作られていますが基本的には料金がかかる場合が多く料金的に多少高くつくことが多いと思います。メリットとしては家庭教師派遣業者の方でサポート体制があるので教師の変更等に関しては柔軟に行えるといった点や受験等についてのがあります。オンラインでは特に授業の為の設備やインターネット環境なども必要になりますが、大きい運営会社で運営されているところの方がこういった機材もしっかりと整備されておりスムーズに授業が執り行えるという点があります。他にも指導実績が積み上げられているので不安は比較的少ないと思います。では個人契約ではどのような点に注意して探すと良いのでしょうかを考えていきたいと思います。

個人契約で家庭教師を探すメリットとデメリット

まずは個人契約で家庭教師を探してみるメリットとデメリットについてポイントを絞ってそれぞれ解説していきたいと思います。

メリット

  • 個人契約の場合は生徒側と教師側の間に派遣業者が介在しないので派遣業者側のマージンや入会金が発生しない為比較的安めの料金で契約することができる。
  • また教師側の方も高時給となり易いためモチベーションが上がりやすくしっかりと指導してもらえる。
  • 中学受験、高校受験、大学受験などの対策の場合は志望校の出身者の先生を探すなどでき、授業とは別に受験の経験談や学校の雰囲気などの授業以外のところも教えてもらえる。
  • ある程度の時間をかけ信頼関係が出来上がれば授業だけではなく生徒の相談相手にもなれたりと繋がりができる。
  • 先生と直接連絡を取り合うため細かな相談や質問ができたり一緒に目標達成を目指している連帯感がうまれる。
  • 大学生アルバイトが多いので中学生や高校生を指導してもらう場合は年齢も近く比較的打ち解けやすく、不安や悩みなどの相談といったことも対応してもらいやすい。
  • 対面の家庭教師と違いオンラインであれば先生の行動範囲などが関係なくなるので全国から家庭教師を探すことができるので個人契約の家庭教師でもかなり選べる状況となっている。

デメリット

  • 雇用の際に自分で直接に面接するなどして教師を見極める必要がある。
  • 事前に詳細な取り決めをしておかないといけない確認事項が多い、確認が抜けていると後々トラブルになりかねない。
  • 授業料などの設定も自分で行う為相場の確認や先生との交渉が必要になる。
  • 授業を始めてから先生が合わないと思っても変更する為には代わりを探す必要があるので大変。
  • プロ家庭教師は少なく、実績などはあまりない場合も多いので見極めが難しい。
  • プロ家庭教師でない場合が多いので教科や苦手分野など的を絞った指導になりがちなので全体的な学力アップには向いていない。

個人契約の家庭教師の探し方

では次は実際に個人契約で家庭教師を探す場合はどの様な方法があるのでしょうか。

知人の紹介

昔からある家庭教師の探し方になると思います。知り合いや近所に家庭教師をお願いする場合もあるかと思いますが基本的には信頼をしている人に限られるので選択肢はあまり多くないと思います。元教師の方や家庭教師をやった経験のある方であればいいのですが、そうでない場合はプロではないので複数の教科を教えるのはかなり大変です、教材も教科書を使うか市販の参考書を使う等のやり方になりがちなので学校の授業についていけない等の悩みに対しては有効ですが受験対策としては少し心もとない場合が多くなるかと思います。メリットとしては信頼関係がある分気軽に頼め、トラブルの際にもある程度融通が利かせてもらう事もやりやすいと思いますが、逆にトラブル等に対しての対応で信頼関係にひびが入ってしまうこともあるので知り合いの場合でも必ず細かい条件の取り決めは事前に行っておいてください。

大学の事務局や生協から紹介してもらう

大学の事務局や生協では大学生のアルバイトとして家庭教師の紹介をしているところも多くあります。学校によって様々なので詳しくは書く大学の事務局にお問い合わせください。基本的には紹介手数料を払い、学生向けの家庭教師の求人一覧に乗せてもらい学生から連絡するというパターンが多いようです。この場合は例えば受験の為に志望校の大学に紹介してもらえば実際に受験を受ける志望校に合格した勉強法を学生から指導してもらえるという利点があります。受験を体験している学生であれば教えた経験がなくても実際に自分がやった方法などから教えられるので学生であってもある程度の精度をもって教えることができるのでお得です。合格してからも学校の先輩になるのでコミュニティ形成などにも役立つ場合もあります。また学生のアルバイトであれば時給も比較的安価になっているため頼みやすいという点もあるかと思います。デメリットとしては学生のアルバイトなのである程度学生側のスケジュールにも左右されてしまうことがあります。夏休みでいつも以上に授業を入れたいとしても学生が帰省してしまったり海外旅行に行ってしまうなどでスケジュールがかみ合わないなどのトラブルもありますので事前に細かい取り決めをして確認をしておく必要があります。また求人に対して応募してきてくれるかは保証されていないので時間がかかってしまったりする場合もあるので希望の開始時期よりも少し早めに求人を出しておくなど対策が必要となるかもしれません。また東京の有名大学の方がやはり授業料は高くなったりします、家庭教師の経歴によって適正価格が変わってくる面もあるので事前にある程度の目安を確認しておくと良いでしょう。

インターネットのマッチングサイトから探す

今ではインターネット上で家庭教師と生徒とをつなぐマッチングサイトも増えてきています。マッチングサイトに関しても紹介手数料などがある場合と無い場合とあったりと様々な形があります。基本的にはサイトに登録をして掲示板やマッチング紹介などで講師を探すことができます。多くの場合は面談の際に紹介料がかかりますので面接してみて他の人が良いと思っても料金が発生する場合があります。中には面接の度に料金を取らずマッチングが成立した際のみ料金が発生するスタイルのサイトもありますが実質面談3回分ほどの紹介料となるのでどちらがお得かは意見が分かれると思いますが、様々な料金体系があることだけは念頭に置いておいていただきたいと思います。メリットとしては多くの講師から選ぶことができるので小学生から中学生、高校生まで幅広く対応できる事や社会、理科、国語、数学、英語などの苦手科目などに特化している講師を探すことが出来たりする点があります。また出身校などから志望校のOBや在学生を見つけて希望したり、有名大学のOB、学生などに指導をお願いすることもできます。授業料などに関しては家庭教師と保護者の間で取り決めることとなっています。先にも上げた通り細かい取り決めを決めておく事や授業料、授業料の算出方法なども含めて事前にしっかりと話し合って合意しておく必要があります。教師のプロフィールを見るだけであれば無料のところも多いのでかなり多くの選択肢がありますが、逆に選択肢がおおいので自分で調べる際はかなり重労働となります。

個人契約の為に必要な取り決めとは

①金銭的な取り決め

まず一番大きなトラブルの原因となり得るのが金銭面での取り決めとなります。簡単に授業料だけ決めておくようでは後々様々なトラブルになる可能性があります。特に大学生家庭教師などを利用する場合は相手も本業の学業があるのでしっかりと先まで見据えて契約時に取り決めておく方がお互いの為になると思います。また必ず記録に残る形で内容を残しておく事が必要です。オンラインで面談まで行う場合なども少なくとも取り決めの一覧を作成してスクリーンショットでも残しておく事をお勧めします。

  • 授業料をは幾らか。時給制か授業一コマ幾らといった点も事前に決めておきましょう。時給の場合は双方で授業の度にタイムキープする方法などを取り決めておきましょう。
  • 支払いは日払いか月払いか。
  • 月払いの際は締め日、支払日を取り決めておきましょう。
  • 教材や必要機材などについて生徒側での負担をどれくらいにするか。紙媒体の参考書などを購入する場合は講師側にも一部必要となるので事前に取り決め、途中で追加で教材を使用する場合の支払い方法などまで決めておくと良いでしょう。

②指導期間に関する取り決め

金銭の他にもトラブルになり易いのが指導期間や授業時間などに関する事です。個人契約の場合は学生や副業で家庭教師をしている方も多いので仕事や学業など講師側も急な時間の変更であったりライフスタイルの変化などによって指導日などの変更が必要になったりとするケースも多くなっています。生徒側は希望する指導期間をしっかりと事前に伝えておく必要があります。受験対策の場合など明確な目標や期限がある場合は分かりやすいですが受験対策以外で利用する場合などには特に注意が必要になります。詳細に話し合って指導方針や期間をしっかりと設定しておく必要があります。場合によっては短期契約として都度契約更新を行うなどといった手段を用いてみても良いでしょう。

  • 指導期間の確認、特に大学生講師の場合は卒業や研究などでアルバイトができなくなる場合があるので長期で利用したい場合は講師側の将来の事まで気にして契約する必要があります。副業で家庭教師をしている社会人の方が比較的長期で契約しやすでしょう。
  • 短期契約の場合は契約開始と終了の時期を必ず明確にしておきましょう。また契約更新時期も終了時期の前に話し合いを行う時間を作っておくと良いでしょう。

③授業時間や時間変更の場合の取り決め

先にも書いた通り個人契約の家庭教師の場合ほとんどがアルバイトか副業で家庭教師をしている方となります。たとえ真面目な講師であっても仕事や授業の関係で急な時間変更や日にちの変更が必要になる場合もあります。そういった事が起こった場合もどの様に対応するかを事前に決めておくとお互いに対応しやすくなりトラブルを回避することにつながります。

  • 遅刻や日にち変更について。基本的には指導する曜日や時間などを決めておいて週1回などの授業となる場合が多いと思いますが、もしもの場合に備えて予備日や時間を決めておくと良いでしょう。また変更の際にいつまでに連絡するなどの取り決めをしておくとお互いにスムーズに対応できるようになると思います。
  • 授業の時間に関してオーバーした分などの取り決めをしておく必要もあります。時給制であると特に料金にも関わってくるので事前に決めておく必要があります。プロ家庭教師でないとなかなか授業時間のコントロールが難しい部分もありますし、生徒さんの理解度によって時間がかかる場合もあるのである程度は時間の融通をつけられる契約にした方が良いとは思います。

個人契約家庭教師をさがせるサイト

最後に個人契約で家庭教師を探すことができるマッチングサイトをいくつかご紹介しておきます。基本的に家庭教師の方はいくつのサイトに同時に登録している場合が多いようなので講師の質に関してはどのサイトから選んでも特に大きな違いはなさそうです。気にするべき点は料金形態やマッチングサイト側のサポート体制の方が重要となりますのでそのあたりを中心にご紹介して行きたいと思います。

to-last

登録している家庭教師の数が多く、選択肢が多くなっているのが特徴といえます。その為サイト内の検索も地域や学歴などで検索できるようになっており、オンライン対応の家庭教師も絞って検索することが可能となっています。また生徒側からも条件を提示して家庭教師を募集することもでき、選択肢が多いなかから自分の条件に合った家庭教師を探しくなっている点が高評価です。ただし選択肢の多さがデメリットともなる場合があります。条件検索してもかなりの数のプロフィールが出てくるので選別する作業が大変になります。また募集をかけた場合でも数十人の応募が集まることも多々あるようです。ある程度時間を取ってでもベストな条件の家庭教師を探したい方にはお勧めかもしれません。

料金形態 紹介料¥7,800

注意点としてto-lastの場合は家庭教師の連絡先を聞く際にこの紹介料がかかってきます。面談したり体験授業なども受けることができますが、一人毎に紹介料がかかってくるので複数の家庭教師を実際に試して決めたい場合には少し高額になる可能性があります。選択しが多いサイトだけに迷いが生じやすくある程度複数人数分紹介料がかかると思って計算した方が良いかと思います。

ASK

こちらのサイトでも家庭教師のプロフィール一覧から教師を探して指名でき、また条件を付けて募集をかけることもできるのでto-lastとさほど検索方法は変わりません。違う点でいえば料金形態が少し違っており、料金は指導開始の段階になって初めて発生する為先生の面接までは無料で行えます。

料金形態 紹介料¥19,800

紹介料に関してはto-lastよりも高かくなっていますが、ASKでは面接までは紹介料がかからない為複数の家庭教師の方と面接してから決めたい方にはこちらの方が安心かもしれません。3人以上の家庭教師を面接した場合でしたらto-lastよりも安価となります。またASKの場合は1年以内であれば追加料金なしで家庭教師を変更することができます。やたらと変更することは生徒を混乱させるのでやめた方が良いと思いますが初めて利用する際などには安心できるサービスではあるかと思います。またASKの場合は家庭教師との面接の調整をASKの方で行う為、面接の段階までは家庭教師と直接やり取りする必要がないので面接予定を組む煩わしさは少ないと思います。

ココナラ

最後に紹介するサイトはココナラです。ご存じの方もいるかとは思いますがココナラは家庭教師だけではなく様々なジャンルのお仕事やレッスン等をマッチングしているサイトです。スキルマーケットと呼ばれるもので様々なニーズに対して必要なスキルを持った人をマッチングしてくれるサイトです。なぜこちらを紹介するかというとオンラインマッチング専門のサイトの為オンライン家庭教師に絞って探すのであれば新たな手段として活用できるという点です。すべてオンライン上でやり取りが行われる為、地域に家庭教師できる方がいない等で悩んでいる方は確認してみても良いと思います。

料金形態 出品者と相談の上見積り

様々なスキルをマッチングするサイトなのでその他の家庭教師紹介サイトと比べて家庭教師の登録者数としては少なめになりますが、特に特出した分野の家庭教師のニーズがある場合は有効な探し方となると思います。社会人の方の資格獲得や少し専門的な知識習得の為の家庭教師なども登録しているので社会人の方のスキルアップの際にも利用できるサイトとなります。やり取りはすべてサイト内のトークルームで行えるのでパソコンさえあればスムーズにやり取りができます。

まとめ

個人契約でオンライン家庭教師を依頼する方法は様々なものがありましすが多くの場合は探すまでの過程が大変であることと契約時の取り決めやトラブルの際の対応を自分でやらなくてはいけない点があります。ただしそれらの条件をクリアできるのであればメリットもたくさんあります。より親身な授業ができたりフレキシブルな対応が出来たりする面もあるので家庭教師を選ぶ際には一度個人契約に関しても選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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